『Fate/Requiem』1巻感想 聖杯戦争後の世界で、エリセは運命と出会う

新刊

『Fate/Requiem 星巡る少年』をようやく読了。

FGOとのコラボ開催と聞いて、それまでには読まねばとぐいぐい読み進めちゃいました。

聖杯戦争後、誰もにサーヴァントがいる世界。唯一、誰とも契約していない宇津見エリセが主人公。

リゾート都市へと変貌を遂げた臨海都市<秋葉原>が舞台。現在の秋葉原とは似ても似つかないが、一部にかつての片鱗もあるようで。

エリセがとある依頼をこなしているとき、一人の少年が現れる。出会いは突然に。

金髪碧眼の少年と、「死神」と呼ばれる少女のコンビ。

正体の分からない彼にエリセはやきもきするのだが、困っているようすは14歳の少女らしさを感じさせる。

「プラン」と名付けられた少年の、サーヴァントらしからぬあどけなさが可愛いですね。

エリセの友人・カリンの明るさが物語に彩りを与えてくれる。ストリートミュージシャンと即興でセッションし、踊り始めるほどのバイタリティの持ち主。

ときにはエリセとぶつかることもあれど、仲の良い友人として支えになっているんだろうなと。

また、作中にはよく知るサーヴァントが登場したり、Fateシリーズの人物にゆかりのある名前が出てきたりと、随所にワクワクするポイントが!

別人、別世界とはいっても何かしらの関係があるのではと勘ぐらずにはいられない。

一方で「聖杯トーナメント」と聞きなれない単語も。

プロレス…と言えば矮小化してしまうかもしれないが、見世物としての側面は共通しているように思う。

そのトーナメントで活躍する少女・コハルも物語に大きく関わってくるに違いない。

彼女の使う術や契約サーヴァントを知った瞬間の驚きといったらもう。期待感がいっそう高まります。

後半の異変からの戦闘、終盤にかけてどんどん情報が開示されていき、読む手が止まらなかった。

立ちはだかる脅威に、謎の黒幕らしき存在。まだ目的ははっきりしないが、何か良からぬことを考えているのだけは分かる。

これから世界やキャラにまつわる謎が紐解かれ、敵の正体も明らかになっていくのでしょう。

レクイエム、鎮魂曲を冠する新たなFate。

「世界で最後に召喚されたサーヴァント」と称される少年と、エリセの旅路にワクワクが高まる。

向かうべき舞台はファンなら知らない人はいない地。地名を見ただけでちょっとニヤけちゃいましたね。

そういえば、FGOとのコラボがどんな形になるのやら。

いくつか繋げられる部分はあるとはいえ、まだ序盤だから想像もつかない。原作ともども、楽しみですね。

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