『2.5次元の誘惑』198話「主人公たちの物語」の感想です。
ラストの見開きでサブタイトル出てくるのめっちゃ良いな…
かたや終わり、かたや始まりのための告白。
いざこのときが来ると切なく、寂しくもあるな…
リリサの覚悟
リリサ…もしやアシュフォード戦記のラストになぞらえて、自分の気持ちに、奥村に別れを告げるつもりか！？
束の間の幸せか…
親友のために身を張れるリリサ、めちゃくちゃかっこいいよ…！
美花莉の胸中
「心はこんなに晴れやか」
どう考えても絶対嘘なんだよな。
「…先輩に会いたいな」
からっぽになって一番に湧いてきた感情がそれなら、もう会いにいくしかないじゃん！！！
大人ぶってしょうがないなんて諦めてる場合じゃないじゃん！！！
納得したなんて嘘。本当の気持ちに蓋をして。納得したふりをしただけ。
だからこそ、また感情が溢れ出してるんだから。
初恋は終わっても、積み重ねた思い出がまだまだたくさんある。
思いの丈をしっかり伝えないまま終わっていいはずがないよ、本当に。
美花莉が気持ちを自覚
「二度目の恋をしたんだ」の美花莉の表情がもうたまらなく好き。ぐしゃぐしゃで、でも綺麗で。
美花莉は走り出す！今すぐ奥村のもとへ！！！
「本当は 私が本当に怖いのは先輩に嫌われることだ」
自分の想いを自覚したからこそ見えたもの。
そりゃ恋だけじゃ、想いだけじゃどうにもならないことはあるかもしれない。
将来一緒に過ごしていく中で、相手の嫌な面も、自分の嫌な面も見せて、見られるかもしれない。
すべてを受け入れられなくても、2人で折り合いをつけていければいいじゃん。
奥村のトラウマがあったから、踏み込めないのも無理はないけども。
むしろ奥村と美花莉が両想いなら、何も言わずに去るほうがダメージでかいと思います！！！
奥村と美花莉の間にあった最後の壁を壊して、いざ！！！
「私が」と主語が自分になった美花莉いいね！ようやくスタートライン！！！
終わりと始まり
「全てを終わらせる」「言わなきゃあの言葉を」
「先輩に」「先輩に」
「お別れを言いに来たんです」「愛してるって言わなきゃ！！！」
リリサと美花莉2人の見開きに「主人公たちの物語」のサブタイトルが出てくるの痺れるな。
かたやお別れを、かたや愛の言葉を伝えるため。
恋愛的には美花莉を応援してきたけど、いざリリサが後押しすると決めて涙を流す姿を見たら辛くなってきたな…
オタクの奥村にとってはリリサが一番で、1人の人間としての奥村には美花莉が一番で…みたいな落とし所だったりするのかも。
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