『【推しの子】』136話「喧嘩」感想です。
ニノとアイの喧嘩シーンを通して、2人の気持ちへの理解が深まる。
有馬かなとルビーの解釈が作品を作り上げていく。
その解釈は真に迫るものなのか、それとも…
ニノの本当の気持ち？
有馬のルビーへの気持ちが、ニノのアイへの感情とシンクロする。
有馬の想像だけれども、ニノの奥底にあったものにかなり近いのではないか。
とはいえ現在のニノ本人はカミキヒカルと繋がっていて、年数が経た分、余計にこじれた感情を抱いてそう。
繋がった時期によってはアイの死に関わった可能性も…
ルビーと有馬はちゃんと仲直りしておくれ〜〜〜手遅れになる前に…
本当のアイとは？
ルビーの演技が凄まじい。本人の感情が相まって、もう役との境界なくなってんじゃないのか！？と思えるほど。
友人から悪意をぶつけられて、平然と許して、笑っていられる。周囲から見たアイのパブリックイメージは本物だった？
表に出せないドス黒い感情や悲しみが渦巻いていてもおかしくない。
「15年の嘘」の撮影を通して、偶像としてのアイを、1人の人間として捉え直す試みなのかもしれない。
誰も知らない、もう知り得ないアイの奥底にルビーは辿り着けるのか。
五反田監督は「本物」と判断するのかどうか。
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